モンゴルへの旅 二連~ザーミンヤード(ジープで国境越え) 3日目

3日目の朝です。
7時にジープの場所へ来いと言われていたので、ホテル前のジープたまり場へ行く。
すると、モンゴル人っぽい朝青龍の子供版みたいなおっさんが、8時までゲートが開いていないから8時に出発すると言ってきた。
一国も早く出発したかったが、仕方ないので近くをぶらつく。
あたりは、国境越え楊のジープが所狭しと並び、ドライバーはまったり談笑している。
商店もようやく開き始めたので、水やお菓子を購入した。
8時
ジープのたまり場に行くと、お客を乗せたジープがぼちぼち出発し始めていた!
やっと出発できる!
と、朝青龍の子供版みたいなおっさんに聞くと、8字30分まで待て
と言われた。
「もう出発してるやんけ!」
と指差しながら講義しても、30分は譲れないらしい。
しぶしぶ近くで待機していると、やはり客が集まったジープから出発している。
もしや・・・・
客が集まるまで出発しないつもりか!!!!!!!
僕たちが声をかけていた朝青龍の子供版みたいなおっさんドライバーはお客に対しても全然営業をしてないので、お客が集まって出発できる気配がない。
ジープのドライバー同士で談笑ばかりしている。
こうなったら、別のお客が集まりかけてるジープで出発するしかない。
ちょうど、二人分開いてるジープがあったので、交渉してOKをもらった。
荷物を朝青龍の子供版みたいなおっさんの車から運び出していたら、朝青龍の子供版みたいなおっさんが走ってきて
「OKOK!」
と出発しようとした。
どうやら、お客をとられるのが嫌だったらしい。
出発するなら文句はいわないので、ジープに乗り込みいざ出発!
$みんどく@関西読書会&日々の学び
出発したかに見えたが、他のジープ乗り場に止まる。
まだお客を探しているらしい・・・・
「ごー!もんごる!」
とぶちぎれると、「OKOK!」と言うが、またお客を探し続ける。
「ごー!もんごる! ごー!もんごる!」と言い続けると観念した様子でやっとジープは走り出した。
と思ったら、また違う場所に止まった。
怪しげな荷物満載のジープにつれていかれ、ジープの持ち主らしい人物にお金を貰っていた。
売られた!!
なんと、僕ら二人を20元ぐらいの手数料で売り渡し(国境越え費用は100元)ていったではないか!!
しかも、ジープは荷物がパンパン。
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運転席のすぐ後ろにまで荷物は迫っていて、外まではみだしてるようなジープ。
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二人乗りの座席に、合計6人で座るという途方もない押し込められ方をした。
だんごむしになった気分。
普段丸まってない分、だんごむしよりもツライ。
クレイジー!
だけど、売られた以上ガタガタ言っても仕方がないので、おとなしくついていくことに・・・・
地球の歩き方かどこかに、国境越えは1時間ぐらいで出来る。と書いていったのでしばらくのしんぼうだと思っていた。
が。
国境のゲート前は長蛇の列。
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ジープが進みだしたと思ったら、20分ぐらい止まる、進んだら止まる・・・・
うおー!全然進まん!!!!!
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まじであっちょんぶりけだったが、1時間ぐらいでようやくゲートを通過。
いよいよ、中国を出国するための検査場へ向かう。
そこでも並んだが、30分ぐらいで通れた!!
よし、あとはジープが抜けてくるのを待って、モンゴル入国や!!
と、勇んで待っていたのは良かったが、ジープが全然こない。
観光バスとかはすぐに来るのに、乗ってきた荷物パンパンのジープは全然こない。
・・・
何時間待ったか。
ジープに乗って出発したのが9時、ゲートをこえたのが10時30分。
ジープがゲートを越えてきたのが14時30分。
4時間!!!!
他のジープに比べても特別遅かったこのジープは、荷物を積みすぎてたせいでか、やたらと時間がかかったようだ。
ドライバーが舌を出して「テヘ」って感じだったのに殺意を覚える。
ここで4時間待った
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中国を出国し、モンゴル側の入国ゲートが待ち受ける。
ここではどれぐらいかかるんだろうと、不安で仕方がなかったが、1時間ぐらいで抜けれた。
モンゴル国境の町、ザーミンヤードに着いたのが16時30分。
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ウランバートル行きの電車が1730になると調べていたので、急いで買いに行くが売り切れていた。
通常なら次の日の17時まで待たねばならなかったが、夏の間だけ特別便として、深夜1時30分発の電車があった!
国境越えで仲良くなった日本語の話せるモンゴル人に切符や両替の仕方を教えてもらい、無事購入。
両替の時に、順番ぬかしをしてきたモンゴル人を、周囲と一緒に「やーやー」とやじっていたら、モンゴル人が怒気を荒くして何か言ってきた。
「なにいうてんねん」
と返したら、一瞬シーーンとなって、モンゴル人が笑い出したので一件落着。
深夜の出発までザーミンヤードの町をうろつくことに。
そこには、なごやかな出会いが待っていた。

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