尖閣諸島国有化をした石原都知事のせいで中国デモが過激化しているという無責任さ

尖閣諸島国有化によって中国のデモがここまでになった。だから、石原軍団は責任をとれ論が盛んになってる。僕も石原軍団だけに戦争をして欲しいと思うけど、ちょっとまてよと思った。
尖閣諸島を国有化したときに、日本人は少しでも溜飲を下げなかったか、是でもないが否でもないという態度をとらなかっただろうか。要するに、「よく転んでも悪く転んでもどっちでもいいや」という反応の人が大半だったように思う。
それを悪い方に転んだからといって、石原軍団のせいにするのはおかしい。中国で大きなデモになってジャスコとかがめちゃめちゃに略奪されている行為を、石原軍団の責任にするのもおかしい。どう考えても、むちゃくちゃな犯罪行為をしている中国人の方が100%おかしいわけで、それを石原軍団へ責任をほうりなげるような言動はおかしいと思う。
なんだかこういう人達というのは、まことに悪い日本人らしいと思う。
あきらかに日本がわるいわけではないのに、相手が予想以上の反撃をみせてきたことにビビって、
「とりあえずこっちに非があるということにしておけば、ちょっとは相手の怒りも収まるんじゃない?自分が悪い訳じゃないからそういうことにしておこう」
狂ったバランスを、少しぐらい間違えててもいいからはやく調整して元の状態へ戻そうという日本人の行動原理のようなものか。
「少しぐらい間違っていてもいいから妥協しよう」
こういう行動って、本当の問題解決にはならないと思う。
でもまあ、領土問題に解決はないんだから、いいっちゃいいのかなあ。

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