茂木さんの大学教育についての熱のこもった連続ツイートを見て僕が思うこと。

茂木さんの大学教育についての熱のこもった連続ツイートを見て僕が思うこと。
茂木さんが毎日の日課としてされてる連続ツイートにて、今日で四日間も大学についてご意見を述べられていた。
その4連続ツイートが始まった初日、いつもは9回で終わるツイートが12回までいったのを見て、茂木さんの大学に対するただならぬ想いのようなものを感じて、ビクッとした。
その茂木さんの熱意に打たれて沸き起こってきた僕の思いを、書こうと思う。
僕は大学に全部落ちて自衛隊に入隊したので、大学のことは実際よくわからない。
だからたぶん、勝手気ままな考えばかりになるとは思うけど、ご容赦いただきたい。
茂木さんの言いたいことは
「ペーパーテストだけで全ての優劣を決定する大学の仕組みは馬鹿げている」
「日本の大学教育では世界と互して闘えない」
「アカデミックがただの肩書きという保険代わりにしか使われていない」
現状認識としては恐らくこのような事だと思う。
これに対して、どうすべきかという意見も述べられている。
そこは難しくて僕には良くわからないので、とりあえずここのところまでを元に、考えて行くことにする。
日本の大学は当初、欧米の知識を輸入するために作られたものであり、福沢諭吉らによってたくさんの日本語が生み出され、その後しばらくで日本人教師が外国人教師に変わって日本人を教えるという形になっていった。
このスピード感は、欧米列強の技術や知識を輸入しつつあったその時の途上国の中ではたぶん世界一なんじゃないだろうか。
これは、昔から日本が元々得意とする外来知識を輸入して日本流に作り変えるという仕組みがうまく作用したからだと思う。
だから茂木さんも、ハーバードとかがやっているような大学の仕組みを、あるところでは真似てやってみればどうかと、言っている。
それに対し「また欧米の真似事か」といった意見も多い。
僕は短絡的に欧米の真似事かと言ってしまうことはナンセンスだと思うけど、知識人たちをそう言わしめる今の大学制度で良いとするといった自信はどこから来るのだろう?ということについて、少し考えてみた。
それはもしかすると、現在の小学校から大学まで一連の教育システムというものが、戦後日本が独自で生み出して成功した仕組みだからじゃないだろうか。
現在の教育はざっくりいうと、学力が一番大事+質が同じぐらい高い人間を生み出す均質な教育システムになっている。
これを日本が生み出(もしくは採用)したことによって、日本は高度経済成長を成し遂げ、世界に冠たるジャパニーズ現象を生み出すことができた。
この自分たちで生み出した教育システムの成功体験があるからこそ、日本は現代の教育システムをなかなか変えることが出来ないのではないだろうか。
日本というのは本来、外来のものを輸入することに長けていて、自ら新しいものを生み出すことは苦手な方だった。
だけど今の教育システムは、日本が自ら生み出し成功した誇れるものであるので、なかなか間違いつつあるとは認めることはできないのだろう。
もはや時代の変化によって、文句を言わずに良く働く人々を大量生産することが、日本の将来のためになるとは思えない。
だけど日本は、今までこういうやり方とこういう人々で、格差の少ない中流社会を築きあげてきた。
まだまだ日本は諸外国に比べたら十分豊かだし、僕は大学というのを知らないから思い浮かばないが、今のやり方にも良いところはたくさんあると思う。
今のやり方も捨て難いから余計に難しい。
教育というものは成果が出るまで何十年もかかるので、失策だったということに気付いたときにはもう手遅れになりがちだし、そもそもなかなか過ちにも気づきにくいと思う。
過ちだったと気付いた時には遅いから、もし過ちだった時のために早めに対策をしておかなければならない。
だから茂木さんも、自分がどう思われるかは考えずに、過激な発言をして旗幟を鮮明にして訴えかけているのだろう。
両端を保持するではないけど、教育という国家にとっては恐らくトップ3にくるような重大事を、今のように一つの価値観に縛られたところにおいて置くのは問題であることは間違いない。
日本にも、世界で優秀な人材を輩出しているような仕組みを持った大学がもっとあってもいいのじゃないか。
旧来の大学と新たな大学。
これが両方あって、世界の流れがどう転んでも日本には色んな人材がいるから大丈夫!という方向へ持って行くことは必要だろう。
そのためのあまりに少なく弱々しい片棒を、茂木さんが担いで引っ張りあげようという勢いがすごくて少しばかり過激な発言になっているのではないか、と僕は思う。
「そのバランスは自分以外の若い後進が担ってくれればいい、自分は火付け役として物議を醸しだせればいいのだ!」
と茂木さんが考えているかどうかはわからないけど、そのような日本への愛に満ちていることは疑うべくもない。
そんな茂木さんを僕は応援していきたい。

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