モンゴルで初日の出を見ると太陽に向かって吠えたくなる「うおー!」

意味不明なタイトルですみません。

1月1日に「HISぷれぜんつ!在住モンゴル人御用達!!シベリア鉄道で行く初日の出ツアー!!!」(超意訳)に参加してきました。

この項ではツアー内容を紹介しながら、初日の出を見て吠えたくなった件についてその心の内を探ってみようと思います。

学生寮前に04:50集合。2014年のカウントダウンパーティに行っていたのでめちゃ眠たかったです。

ウランバートル駅前に着いたのが5時過ぎでした。朝の暗さというのはまた格別な寂寥感があるもんですね。

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HISが汽車を貸し切りしていました。なぜかその看板の前で写真を撮りたくなる絶妙な大きさだったのでパチリ。

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車内に座ってしばらくすると汽車が出発。

何十両もの列車を連ねたシベリア鉄道が出発する時の「ガタン」っていう瞬間がすごいです。まさにユーラシア大陸を横断してやるぜ!っていう気概を感じさせてくれます。

2時間ぐらい走って汽車が止まりました。

乗客による、「着いた」だの「まだ着いていない」だのデマが飛び交う中(シベリア鉄道は、よく対抗列車をやり過ごすために止まったりするので到着したかどうかはわかりにくいことが多いです)外に降りて行く人が出てきたので大勢は「着いた」ということに決着。HISが「着きました」とアナウンスしてくれればいいのに、日本企業であってもモンゴルの仕事はモンゴルクオリティになってしまうのは仕方がない事のようです。

降りると大きなたき火が二つありました。同じ汽車で来た人達や車を飛ばしてきた人達や警察官やらで、モンゴルの大地は珍しいばかりのたくさんの人で埋められていました。

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写真を撮ってる間にもどんどん明るくなっていきます。

あちらの丘の上にも日の出を待つたくさんのヘッドライトが煌めいていました。

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突如、爆音でモンゴルの国歌が流れ始めて国旗が掲揚され始めました。いいですね〜、みんなで遠慮なく国歌が歌えるというのは

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警笛を鳴らしながら折り返し用汽車がやってきました。朝焼けをバックにかっこ良かったです。

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だんだん夜が明けてきます。

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日本では線路に入った写真を撮ってアップすると炎上するようなので真似てみました。にやけ顔がキモイですね。あと撮影中のお尻もすごく冷たかったです。

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雲に太陽の照り返しが見えてきました、後少しで日の出です!

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(遠景)

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7人の侍ばりに格好つけて撮ってみました(4人ですけど)。みんなそれぞれ良いポーズをとってくれています。

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さあいよいよ、初日の出なう!!!!!!!!!!!!!!

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おお!出ました!!

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太陽に向かって走る人もいます。わかりますその気持ち。

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初日の出をバックに写真撮影。顔が見えないのはご愛嬌です。

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初日の出が出るまでの間、牛乳を空に向かって撒く人がたくさんいました。牛乳はモンゴルでは神聖なもののためお墓に埋葬する前にも撒いたりするそうです。大切な家畜からとれる牛乳をまくのは大地に対する最大の感謝なのかもしれませんね。

また、「うおー」って太陽に向かって叫んでいる人達もいました。

なんかその叫びたくなる気持ちがすごいわかりました。少し考えましたが残念ながらその感情を今ここで言葉にすることは出来なさそうです。ぜひ一度、モンゴルの平原から出てくる初日の出を見て身体の底からわき上がってくるその躍動を体感してほしいと思います。

日の出を終えてみんな汽車に戻ります。

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帰りの汽車内ではミニ演奏会がありました。何かのモンゴル踊りや・・・

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ホーミーや・・・

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馬頭琴とオペラを組み合わせた演奏もありました。音色がすごく綺麗でした。モンゴル音楽も結構上品に聞けます。

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この演奏を見るために日本からツアーで来た日本人の皆さんがたくさん来たのですが、久々に日本の日本人を間近に見たせいか少し緊張してしまいました(笑)

この感覚は一体何なのでしょう・・・

結局なんで太陽に向かって「うおー」って吠えたくなったのかわかりませんでした。また写真でもその感動を伝えることは出来ていないと思います。

色々と問題や不便も多いですが、やっぱりモンゴルはいい国だなって思います。日本に帰りたいと思う事もありますが、やっぱりモンゴルで騎馬隊を作るためにやりたいことはやってやろう!という決意を改めて出来た初日の出でした。

「うおー!」

ー終わりー

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