高円寺で紙のブックカバー を買う

東京での滞在先の中野の弟の家から歩いて20分、高円寺というところで紙のブックカバーを買った。
ブックカバーと言えば革とかそんな感じなのが一般的だが、紙のブックカバーを買った。

デザインもシンプルオシャレっていう感じで、右端の上下が少し糸で縫われていて、反対側にはトランプのハートが半分のところでまっすぐにちぎれたデザインがされている。ハートの色も渋い赤で、こげ茶のブックカバーと良くあっている。
こんなザ・オシャレのような商品を買うことに若干の抵抗はあったが、これでも「ご職業は?」「webデザイナーです。」と言い切っている都合上、そろそろデザイン的な物を所有しといた方がいいだろう、というわけである。
本当なら「ご職業は?」「騎馬隊です。」と言いたいところだが、まださっぱり形にもヘチマにもなっていないところであるところからの(webデザイナー)であるので仕方がない。

話をブックカバーに戻すと、手触りには紙特有のサラッとした反発感があり(革のように馴染まず)、それが逆に挟まれた本そのものへの愛しさを意識させられてしまうような作りだ。

お値段は1600円。
紙にしては高いかもしれないけど、紙で革のような経年変化を楽しめる代物ということで、そんなもんだろう。

この買ったばかりのブックカバーで挟む記念すべき一冊目の本は、ブックカバーを買った近くの古本屋で見つけた司馬遼太郎の「世に棲む日々」。
その一ページ目には「長州の人間のことを書きたいと思う」という言葉から始まっている。
維新を成し遂げた人々として、長州人には興味があった僕は、ちょうど明日から鳥取に行くこともあり、長州が生まれた中国地方へ旅する良い供になることを思って世に棲む日々を選んだ。

ちなみに紙のブックカバーを作った会社は
BAY LETTERPRESS

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする