ワードプレスをロリポップからwpxサーバーへプラグインで簡単に移転する方法(ssl対応まで)

All-in-One WP Migrationを使えば移転は簡単!

All-in-One WP Migrationプラグインを使えば簡単にできました。インポート制限が無料は500Mまでというのがありますが、画像は別でFTPで移動させれば500Mを超えることはないでしょう。

以下作業は僕がやった流れです。環境によってはうまくいかない可能性もあるので、バックアップは事前におこなってから作業開始してください。

ワードプレス移転の流れ

All-in-One WP Migrationプラグインを使ってエクスポート

ロリポップ(移転前)のワードプレス管理画面へ

移転前のワードプレスにAll-in-One WP Migrationを追加してデータをエクスポートします。

All-in-One WP Migrationプラグイン新規追加
All-in-One WP Migrationプラグイン検索
インストール
有効化
All-in-One WP Migrationの項目へ行き、エキスポート
高度なオプションを選択、メディアライブラリをエクスポートしない (ファイル)をチェック
エクスポート先はファイル
ダウンロード

パソコンにデータがダウンロードされれば完了です。

All-in-One WP Migrationプラグインでダウンロードしなかった画像をダウンロード

ロリポップ(移転前)のワードプレスのFTPサーバーへ

uploads配下の画像をダウンロード

(uploads/2017/など、そのほかのバックアップデータは不要)

ここからwpxでの作業に入ります。

wpxで独自ドメイン追加

wpx管理画面へ

独自ドメイン追加
他社管理のドメインを追加する。
Web認証
web認証用のファイル(wpx.html)をダウンロード

注意!

Whois認証はネームサーバー切り替えてしまうため、ここでWhois認証をやってしまうとwpxのサーバーにデータが設置される前に参照先が切り替えられてしまう可能性があるため、まずはweb認証がおすすめ。

web認証

ロリポップ(移転前)のワードプレスのFTPサーバーへ

wpx管理画面でダウンロードした、web認証用のファイルwpx.htmlを、ロリポップで独自ドメインを設定している公開(アップロード)フォルダ直下に配置。

(ダウンロードデータを過去にも同じパソコンでダウンロードしていた場合、名前にwpx(2).htmlのようになってしまって認証できないことがあるので、名前をwpx.htmlに修正する)

wpx管理画面へ

web認証

独自ドメイン設置完了。

wpxにワードプレスをインストール

タイトルやIDなどを入力し、ワードプレスをインストール。

初期パスワードはメモしておきましょう。

画像アップロード

wpxのサーバーにFTP接続して画像をアップロードします。

wpx(移転先)のワードプレスのFTPサーバーへ

uploads配下の画像を同じ位置にアップロード

画像の配置が完了しました。

hostsファイルを編集してwpxのワードプレスに接続

ネームサーバー切り替え前に、ドメインで接続してしまうと、ロリポップ(移転前)のワードプレスに接続されてしまいます。

hostsファイルを修正することで、このパソコンだけwpxのサーバーにあるワードプレスにアクセスすることができるようになります。

hostsファイルを編集して確認する方法

ここを参考にhostsファイルを修正して移転先のページにアクセス。

hostsを触ることによって、ネームサーバー切り替え前でも、ドメインにアクセスすると移転先のサーバーに接続できるようになります。

うまく接続できないときはキャッシュの可能性もあるので、シークレットモードで新しくブラウザを立ち上げて接続しましょう。

設置したwpxのワードプレスにインポート

いよいよ、データインポートです!

設置したwpxのワードプレスへログイン

ワードプレス初期テーマTwenty Seventeenになっています。

All-in-One WP Migrationを追加して、データをインポートしましょう。

All-in-One WP Migrationプラグイン新規追加
All-in-One WP Migrationプラグイン検索
インストール
有効化
All-in-One WP Migrationの項目へ行き、インポート
インポートファイルを選択し、インポート。
パーマリンクの項目へ行き、移転前で使用していたパーマリンクと同じにして保存。

これで移転完了です!

ちゃんと同じように表示されているか確認しましょう。

問題なければ、ネームサーバー切り替えを行います。

ネームサーバー切り替え

ロリポップならムームードメインなどのドメインを管理しているところへ接続し、ネームサーバーをwpxに切り替えましょう。

wpxのネームサーバー

ネームサーバー1

ns1.wpx.ne.jp 157.112.145.232

ネームサーバー2

ns2.wpx.ne.jp 120.136.10.243

ネームサーバー3

ns3.wpx.ne.jp 210.188.201.244

ムームードメインは、ns1.wpx.ne.jpns2.wpx.ne.jpns3.wpx.ne.jpだけで良いです。( 157.112.145.232 )は不要。

切り替え後、24時間は両方のサーバーで閲覧できるようにしておきます。

メールの移転作業

メールも忘れず移転しなければいけません。

複数人で管理しているときは、忘れずwpxでのメールアカウント設定方法をお伝えしましょう。

wpx管理画面へ

wpxサーバーでメールアドレス追加

ネームサーバー移転中は両方のサーバーからのメールが受信できるように、転送設定などしておきましょう。

ワードプレスのSSL対応

wpx管理画面へ

wpx管理パネルで独自SSL設定をON

SLL証明書を取得します。しばらくしたらSSL接続できるようになります。

設置したwpxのワードプレスへログイン

CSSやテーマファイルに内部パスの記述でhttp://と絶対パスで記述されているところをhttps://に変更

WordPressで構築されたWebサイトの常時SSL化手順

httpsに変更後、httpsで接続して表示崩れなどがないかチェック。

jqueryなどの読み込みがhttpだったりすると、jsが動かず大きく崩れている場合があります。

ワードプレスで独自にjqueryを読み込んでいる場合は、テーマファイルのテーマヘッダー (header.php)に記載されています。

wpxはReally Simple SSLプラグイン不要

Really Simple SSLの代わりに下記の通り、wpxの管理パネルから設定します。

全ページhttpsでチェックして問題がなければ

wpx管理画面へ

独自SSL設定の設定
SSL化補助機能を全てON

リダイレクト設定など自動で行ってくれます。簡単!

ホームページが緑の鍵付きマークになって安心ですね!

サーバー移転で発生した問題

sitemaneger

という古めのプラグインを使用している場合は、サイトマップに

Warning: A non-numeric value encountered in /home/wp-content/plugins/wp-sitemanager/modules/site-structure.php on line 780

のようなエラーがたくさんでます。

PHP7.1からは、変数に数値ではないものが入っている時に計算をするとエラー表示になるためです。

該当の780行目は

$css_class = array( ‘sitenavi-pages’, ‘level-‘ . $depth + 1,

        );

となっているのですが、

$css_class = array( ‘sitenavi-pages’, ‘level-‘ . (string)($depth + 1),

        );

とすることでエラー表示がなくなりました!

コンタクトフォーム7

移転当初はメールが送信できませんでした。

管理画面に入って、エラーのでているところを直すと送信できるようになりました。もしかしたら移転は関係なかったかもしれません笑

送信テストなどおこなっておきましょう。

高速化設定のmod_pagespeed設定に注意

画像の読み込みをキャッシュで高速化するようですが、ONにすると画像がうまく表示されなくなる不具合が起こりました。

最初は原因が不明であたふたしましたが、画像の読み込み先をみると

xtop_1.jpg.pagespeed

のようになっていたので、これはmod_pagespeedのことではないかと思い、OFFにすると画像が表示されるようになりました。

wpxではmod_pagespeedがデフォルトでOFFになっているので、注意して運用した方がいいですね。

僕はここで紹介したwpxサーバーに移動中です。高速で快適です。サポートの返事もはやくて親切に教えてくれますよ。



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