「あなた、変わってないね」という言葉を述べる人は、無能な自分を擁護するための言い訳をしているだけ

先日、久しぶりに会った友人と話していると「変わってないね」という言葉が僕の口から出てきた。

本当に口から勝手に出てきたという感じだった。

この自分が発した言葉に違和感を覚えた僕は、なぜそのような言葉が勝手に口から出てきたのかについて考えてることにした。

そもそも、人は変わらないものなのか?

三国志の呂蒙はこう言っている。

「士別れて三日なれば、即ち更に刮目(かつもく)して相待す(あいたい・す)べし」

これはよく聞く言葉だと思う。

三日会わなければどう変わっているかわからんからよく見ろ!という意味だ。

あの時代の三日なんだから、現代にすれば六時間ぐらいになるかもしれない。

情報化社会になってたくさんの情報に触れるようになった現代人は、六時間ぐらいでも大きく変化する可能性はある。

だから現代の人間はいつでも変化しうる可能性を秘めているので、一年ぶりかに再会した時、その相手は物理的にも心情的にも大人の階段を着々と登っているはずだ。

それなのに「変わってないね」と自分が言ってしまったのはどういうことであろうか。
おそらくこれは、相手の変化を認識できない自分の無能力さを擁護するための言い訳だったのではないか。

まずこの言葉を僕が発する前に、「たけしさん、なん

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