オカルトは人間を拡張させるための方法論である

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

SFの三体を読んでから、宇宙科学や遺伝子工学、数学などについてとても興味を持つようになりました。

色々な本を読んでいる中で、最近思い浮かんできたことについて書きます。

オカルトは未知の技術を発見するための方法論であると僕は考えています。その理由を今回は解説します。

僕の中でのオカルト定義は広いです。

オカルトとは「科学的に説明されていないが何らかの事実に基づいた何かがあるもの」と、捉えています。

例えば「幽霊、超常現象、占い、霊媒師、陰陽師、UFO、神、宗教、シャーマン、イメージが降りてくる絵描き、気功、催眠術、先祖供養」などです。

原理は謎だけど、なんとなくみんながそういうものだと思っていることから全く意味不明なことまでを含めて僕はオカルトと呼んでいます。

このオカルトが未知の技術を発見するための方法論であるというのはどういうことでしょうか。

突然ですが数学の統一理論、科学の大統一理論という考え方があります。

数学者の中には全ての主題は一つの理論に収まるべきという考え方がありますが、これはバラバラに説明されていることを一つの理論で説明できるのではないかという考え方です。

一つの理論で全て説明できるということは、数学の世界に関しては全て解明されたということになるのでしょう。数学者や科学者の根本的な欲求はこの世のことを全て理解したいということでもあるので、理論の統一というのは学者にとって大きな夢であると思います。

このような、科学や数学の統一理論を目指す考え方が、オカルトにも当てはまるのではないかというのが僕の考えです。

オカルトは、科学や数学のように人類が合意できる理論をまだ生み出せてはいません。

ただ、「まだ」なだけでいずれは数学や科学のような合意できる理論を見つけ出すことができるでしょう。

オカルトを本気でやっている方は自分には見える何かを表現しようと日々表現されています。

芸術家や画家は自分の中におりてくるイメージを形にしようとします。この降りてくるイメージは、人々にとって何か大切なものがあるに違いないということを意識と無意識の間に感じ取りながら日々行われていると思います。

占い師は対象の人をあらゆる角度から見ることで、占い師に見える何かを言葉にして占いを行います。

モンゴルのシャーマンは、頭をトランスさせて先祖の声を聞き取って現代に伝えています。

詐欺や紛い物や思い込みではなく、本気で本当に自分が体感したものをそれぞれの方法で表現している人たちがこの世界には存在します。

その人の体を通して、どこからかやってくるものをこの世界に表現しようとする試みが、オカルトによる理論の構築であると僕は考えています。

先祖を祀らなければ祟りがあるとか、手相はある程度正しいとか、オカルトの世界でも我々が合意できるものはいくつかあります。

こういう合意できるものを増やしていくことで、数学や科学で統一理論を見つけ出した時に起こるであろうブレイクスルーのように、オカルトが統一理論を見つけ出すことで人間の力をブレイクスルーさせることができるのではないでしょうか。

これが、オカルトは人間の力を拡張させるための方法論です。

僕にオカルトを扱うような力はありませんので、本物の人を助けることしかできません。僕の周りにも本物のオカルトをやっている人が何名かいるので、こういう考えに至りました。

オカルトが理論化されることによって、人間の能力が拡張されるようになれば、新しい世界を見ることができるかもしれませんね。

そういう世界が早くやってくることを期待しています。

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