2018年にやりたいことは、キルギスツアー、モンゴル騎馬隊ツアー、モンゴル歴史ツアー

新年あけましておめでとうございます。

みなさまにとって実り多い一年になることをお祈りいたします。

ちょっと遅くなってしまいましたが、今年の抱負について書かせていただきます。

キルギスツアーを現地法人と開始します。

昨年の7月は二週間ほどキルギスに滞在しました。

出会いに恵まれ、良いガイドと出会えたので、キルギス乗馬ツアーを現地法人のアシュトラベルとして開催いたします。六月末から五人前後でモンゴルでいつも乗馬にご一緒させてもらっているお友達と行きます。

2017年の夏に撮影したキルギス

キルギス乗馬ツアーの内容

チョンケミン渓谷のアシュゲストハウス滞在、キルギス伝統ホースゲーム鑑賞、パン作り、キルギス音楽鑑賞、ソンコル湖で乗馬トレッキング、バルスコン渓谷で乗馬トレッキングなどの予定です。

詳細はまたご案内いたします。

現地法人主催だからこそできるツアー

日本の旅行会社がやっているツアーよりも、内容が濃くて値段もリーズナブルなツアーをやらないと現地法人でやるメリットがありません。

現地法人のアシュトラベル代表のヌリヤさんが日本語ガイドをしてくれます。

キルギスの経済産業大臣のお孫さんです。家族は偉い人が多いので各方面にも顔がきくため、安全に他ではできないようなスペシャルツアーを開催していくことができます。

ツオクトモンゴル乗馬ツアーも私がプロデュースしていますが、キルギスでもうまくいくように頑張りたいし、またキルギスにはそのポテンシャルがあります。

アシュゲストハウス

アシュゲストハウスのスタッフ

キルギスってどんなとこ?

キルギスというとあまり馴染みがない国だと思いますが、中国の左上、カザフスタンの左隣にある中央アジアの国です。

小さな国土ですが、自然に恵まれ、天山山脈がキルギスの山々を形成しています。

地図をみるとアフガニスタンに近いので危ないところのような気がしますが、首都で夜中に一人でほつき歩いていても怖い雰囲気は全くありませんでした。子供も暗くなるまで遊んでいました。安定した治安の良いところです。

アジアだけど、白人も多くて雰囲気としてはヨーロッパの中で一番東の果てにあるのがキルギスです。(勝手なイメージ)

遊牧民宅でも水洗トイレ完備

宿泊するところには、個室にトイレとシャワーがあるのが当たり前。

山の上の遊牧民キャンプでも水洗トイレとシャワーがあります笑

山から綺麗な水が湧き出るため、野菜が美味しい!

キルギスで食べた料理をたくさん載せました!

アシュゲストハウスはとても美味しいキルギス料理を出してくれます。アシュゲストハウスはチョンケミンという村にあって、チョンケミン村は田園風景が広がるキルギスの農村です。

ご飯がめちゃくちゃ美味しくて、日本の田舎で食べる美味しさとはまた少し違う美味しさがありました。たぶん、ヨーロッパの田舎で食べる家庭料理はこんな味がするのでしょう。

アシュトラベルのヌリヤさんの旦那さんは偉い人で、キルギス国内に14の学校を作っている人です。

チョンケミンの学校

キルギスを象徴するものを集めた博物館を作りたいそうです。第一弾としてチョンケミンに大きなクワの像を作りました。

農業を主とするキルギスでは、農業に使うクワこそ国を作った大切なものだからということです。

大きなクワの上にまたがって遊ぶ子供達はみんな楽しそうでした。

モンゴルで騎馬隊ツアーをやります。

昨年、有志を募りモンゴル騎馬隊ツアーを開催しました。

プロのモンゴル人カメラマンに来ていただいて、騎馬隊として駆ける姿を撮影。プロモーションビデオにまとめたのがこちらです。

2018年から正式に騎馬隊ツアーを始めます。

主催はツォクトモンゴル乗馬ツアー。

ビデオに映っている騎馬隊の装備は、映画の撮影で使われたものをツォクトさんの妹のザグサーさんが友人の軍人から譲り受けたものです。

ごつごつした作りで、重いし本当に戦いで使えそうな代物です!

ただ、暑いのが難点ですが・・・

今年はさらに5着の甲冑を製作しています。

合計10騎で格好良い走行シーンを撮影できたらいいなぁと思っています。

武装すると馬が驚く問題

ただ、武装して乗馬するのはなかなか大変です。

馬にとっても普段見慣れていない服装なので、武装した状態で近づくと、後ずさりして逃げようとします笑

ひらひらするものか、太陽が反射する鉄のところが苦手なのでしょう。

さらに剣や弓をもって近づくともう大変。馬の近くで剣を抜こうものなら・・・

遊牧民のオーゴナーが馬の上からからかってきたので、馬に近づいて剣を抜いたら、そんなもの見たこともない!みたいな驚きの顔をして馬が後ろに少し跳ねました!

僕はしまったという顔になり、ふざけたオーゴナーも、これは危ないと思ったのではないでしょうか。

「昔の軍人は矢が飛んできたり、槍や剣が向かってくる戦場でどうやって馬を御していたの?」たけし

「よく乗りこなせたからだ」遊牧民

まだまだ先は長いようです。

武装して一般人に乗馬してもらうのは危ないのではないか問題

2017年に有志を募って撮影をした時、とても緊張した状態で撮影をおこなっていました。

正直、自分も武装して最高速度で走る中で、チームの隊形やカメラマンの状態を把握しながら走るのはかなり大変でした。(一回落馬も発生しました。乗馬のベテランだったのでケガがなかったのが幸いでした)

しかもお盆期間ということもあって、ツオクトモンゴル乗馬ツアーに参加されているお客様もたくさんいました。多い日は馬が20頭以上必要な時もあって、その手配やお客さんの宿泊場所や諸々の問題を解決しつつ、騎馬隊の撮影をするのはかなりしんどかった思い出があります。

2018年はどれだけお客様がいらっしゃるのかわかりませんが、お盆の時期に合わせて騎馬隊ツアーをやるのは大変だし、注意力が散漫になるので危ないのではないかと危惧もしています。

遊牧民に甲冑を着せて一緒に走る姿を撮影するだけでいいのではないか、とも思います。

遊牧民が武装して走る

なので基本は遊牧民が騎乗する中に参加したい勇気ある(かつ乗馬熟練者)方も参加できるツアー(イベント?)にしようかと思っています。

騎馬隊としてやりたいこと

とにかく僕のやりたいことは、武装した騎馬隊が隊形を維持しつつ、先頭を走る僕の合図に合わせて色々な形になって格好良いという映像を撮りたいだけです。

騎馬隊は格好良いということを見せたい

騎馬隊は格好良いんだぞ!ということを映像を通してお伝えしたい。映画に出てくる騎馬隊の合戦シーンは、とりあえず馬に乗っているだけにしかみえません。格好悪い騎馬隊ばかりです。

北方謙三の水滸伝などの小説に出てくる、騎馬隊のような格好良い騎馬隊を生み出したいのです。

騎馬隊を作りたいからモンゴルへ行ったのだ

そのために僕は5年前にモンゴルへ行きました。

500騎分の甲冑を揃えてすごく格好良い騎馬隊を作り上げます!!

歴史ツアーをやりたい

僕は歴史からモンゴルに入りました。

騎馬隊構想は先ほどの北方謙三の水滸伝などの中国の歴史小説からですが、歴史は大好きです。横山光輝の三国志から始まり、北方謙三の水滸伝を読んでから人生がいまのように狂い始めました。

小説の中の格好良い騎馬隊を作るためにはどうすればいいのか

中国へいけばいいのか。でも中国はなんか怖いし、自然破壊だらけで騎馬隊を走らせる大地などなさそうです。広大な大草原のモンゴルなら自由な大地があるのではないか。そう思って2013年にモンゴルへ留学しました。

あれから5年が過ぎました。やっと今年から本格的に騎馬隊を始めることができます。話が騎馬隊になってしまいました。歴史ツアーをやりたい話でした。

モンゴルの歴史はよくわからない

モンゴルには遺跡があまり残っていません。移動する遊牧民なので、物を持たない民族です。また遺跡のようなものもあまり作りません。大地が草原としてあることを一番大切にする民族です。モンゴルでの歴史は、物や遺跡にあるというよりも、遊牧民の中にあると思います。彼らの佇まいが歴史になっています。モンゴルの奥地に住んでいる遊牧民ほど、太古から続く”モンゴル”を秘めているように感じます。

ただ、人から歴史を理解するのは大変です。空気や匂いとでしか理解できていません。モンゴル文化を言語化することは僕にはできません。

言語化したい。もっとよく知りたい。

相次ぐモンゴルでの新発見

最近、日本の学者がモンゴルで遺跡を掘り出しています。

モンゴルの歴史に詳しい先生と一緒に、新しく掘り出された遺跡や遺構を巡って、モンゴルの歴史についての認識を深めたいと思います。

モンゴル国立大学の歴史学の教授に打診中です。また詳細が決まりましたらご連絡いたします。

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