武士道読書会 レジュメ

武士道 (PHP文庫)/新渡戸 稲造
¥520
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武士道

新渡戸稲造著
印象に残った点
1 一言で言うと高き身分の者に対する掟。→強ければ良い、勝てば良いではなくて、社会を急激な競争によって乱さないための仕組み。規範があることによって、格差防止になったのでは。
2 知的専門家はただの機械。知識というものは、これを学ぶ者が心に同化させ、その人の品性に表れて初めて真の知識となる。→わかる=できる ということか。
3 勇猛と聞こえた薩摩藩では、若者が音楽を楽しむのは一般的なことだった。→以外!
4 流行でさえ、人間のあくなき美への探求であり、古めかしい礼儀作法は、ある成果を達成するために、もっとも適切な方法を長い年月をかけて試行してきた結果。→要するにバランスが大切
5 最善の方法とは、最も無駄がなく、美しいこと→美=正しい
6 権力者と富の分離は、富の分配をより公平に近づけることに役立った。→判断する人が、富から遠いことが美とされていたら、あらゆる判断は公平になるな!
7 つぶやかずして、耐えることを学べ。→思ったことを、なんでも発散できてしまう状況って本当にいいのか。愚痴をブログに書いて発散することは、何の問題解決にもなってないのではと思った。→相手の役にたつような発信はすべき。
8 劣等国として見下されることに耐えられない名誉心、これが日本人の同期の最大のものであった。→今の日本で、一致団結できるような問題は借金問題。しかし、この問題の芯は、「自分達が困る」という想いだから、名誉心とはほど遠い。
9 あの象徴たる桜の花のように、四方の風に吹き散らされた後でも、その香りで人類を祝福し、人生を豊かにしてくれるだろう。中略 その香りは遠く離れた、どこか見えない山の彼方から、一陣の風によって運ばれてくるであろう。→情景が目に浮かんで美しい!
質問したいこと

p213 義とは「人としての正しい行い」と「打算や保身を離れて」正しい行いが、打算や保身につながるときはどうすれば?
→何があろうと、最後まで相手のことを考えて正しい行いをやり続けること。長期的に、自分にとって良いことでも問題ない。相手の立場を常に考え続けること。

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