非常識な会社の非常識な働き方とは? ECstudioさん

みんどく@関西読書会&日々の学び
みんどく取材部記念すべき第一回として、二年連続社員満足度No.1ECstudioさんを取材!
ECstudio
http://www.ecstudio.jp/
日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方
http://amzn.to/eEokdR
書籍やメディアで取り上げられていないであろう事を中心に文章を構成。
1 やらないことをまず決める
2 山本さんの小学生時代の名前は6文字?!
3 起業家の前に立ちはだかる壁は恐ろしく似ている。
4 女性の味方?新しい働き方への道
5 社員満足度No.1からわかる、社会への思い。
6 ECstudioの仕事がどう社会を変えていくか
7 個性が強い人を使いこなすコツ
8 人の採用基準
9 今まで一番の先生は?

1 やらないことをまず決める
やらないとこをポリシーを持って事前に明示することで、業務効率を向上させた。社員第一主義が、本当は真にお客様ののためになるということを実感として受けた。

効率化の一例
留守電は聞かない
朝に留守電は全部消去する。仕事の電話だとしても留守電を聞かないことを徹底することで、電話を使わないことを明言してる。
合宿で二週間集中して仕事
合宿という形を二週間とることで、日常業務を極力なくし、仕事やプロジェクトに集中できる体制を整える。
ペーパーレス 全部パソコンへ
机の引き出しをなくし、プリンターも小さいものにすることで、印刷はしない・出来ない環境に。
かわりにモニターは一人三台にすることでカバー。
机のスペースだけ床暖房
設計の段階から机の大きさを決めることで、床暖房を机がある場所だけにした。
スイッチは机の数だけあります

カスタマーはメールのみ
電話や対面による時間コストを削減して、カスタマーの質も向上させた。
小さいファックスのみでした
2 山本さんの小学生時代の名前は6文字?!
テストの答案用紙にはいつもこう書いていた。山本敏行天才。
あんたはやれば出来る子だというご両親のおかげか、とても行動的な少年だったようだ。
起業のキッカケにもなった、米国への留学も友人に誘われたから行く!と深く考えなかった。
行動してから考える!という山本さん。
ビジネスでもどんどん動く原動力は、ご両親のおかげなのかもしれない。
また、そんな山本社長を支えるのが、普段は東京を切り盛りしている副社長を務める弟さん。
勢いと馬力で突き進む社長を冷静に眺めて、的確なアドバイスをしてくれる弟さんは、社長にとって唯一無二の存在。性格は正反対の、まさに理想のタッグがECstudioの躍進を支えているに違いない。
3 起業家の前に立ちはだかる壁は恐ろしく似ている。
神田昌則著 成功者の告白は正しいのか?
起業する前に読んだ時はあまり印象に残らなかったが、起業後に読むとまさしく自分が本の主人公ではないかと思うぐらいそっくりに周囲が動いていた。
しかし、起こりうる問題をすべてITで解決してきた山本さん。起業してから順調に進み出した社長さんへのアドバイスには、まさにうってつけの人物だと言えそうだ。
やはり誰にも起業したら同じような壁が立ちはだかるようだ。
それを乗り越えるためには、自分が一番得意とすることを真っ直ぐやり続けることではないだろうか。

4 女性の味方?新しい働き方への道
出産や育児によって、仕事がなくなってしまう日本の現状はとてもマイナスなこと。
あらゆる点で行き詰まっている現代社会を打開する方法として、ECstudioが実践する新しい働き方があると思う。
週3日出社、週2日は在宅で、シフトの曜日は自由に決めることができ、フルタイム出社社員以上に仕事に打ち込んでいる方も!
このように、子供の送り迎えをしながらでも働ける環境がそこにはある。
クラウドを活用し、家でも仕事が出来るので仕事量も問題なさそうだ。
すべての業種で出来るとは思わないが、朝から晩まで働くのが当たり前の社会に
新たな風を吹き込んでいきそうだ。

5 社員満足度No.1からわかる、社会への思い。
山本さんがアメリカに留学してみて感じたことは、かの国は1パーセントの天才が仕組みを作って動かしている。
そんな国に日本が負けるはずはない、と思ったそうだ。そしてアメリカを倒す!倒す!と息巻くようになる。
しかし、一つの言葉に出会い、自分の考えを一変させることになる。
ある経営者から山本さんを見るなり、こう言われたそうだ。
「血気に老少あり、志気に老少なし。」
血気盛んなことは、時間が立つと小さくなるが、志は時間によって小さくなることはない」
山本さんは考えた。
「アメリカを倒してどうするんだろう?」「本当にしたいことは何だろうか」と。
アメリカを倒そうと思ったきっかけ、それは日本が不甲斐ないということではなかったか。
「そうだ、日本が苦手なITを駆使して日本を良くしよう」
すると、今まで向かい風と戦いながら仕事をしていた感じが、まるで自分を後押しするように追い風となって動き出すようになる。やる気の源を、ネガティブからポジティブに変えただけで、大きく自分と周囲は変わる!と気づかせてくれた瞬間であった、と山本さんは活き活きと話してくれた。

6 ECstudioの仕事がどう社会を変えていくか
ITが普及することで、余計な業務はすべて任せることで、コアな仕事に集中する環境が整う。
本来の一番大切な仕事に集中することで、生産性があがりさらに良いサービスが生まれるようになる。
少子化が進む昨今、一人当たりの生産力を向上させることは日本社会にとって不可欠なこと。
それをITで達成すると言う山本さん。新しいサービスによって社会が良くなって行く日本がとても楽しみ!

7 個性が強い人を使いこなすコツ
社員の中には、他社では上手くいかずに転職を繰り返していた人も何人か在籍している。
我は強いということは、自分をしっかり持ってることの裏返し。
こういう方達がECstudioで上手くやっている秘訣は何か聞いてみた。
一番の理由は、その人にあった仕事・部署を作ること。
山本さんが色々な仕事を提案していき、本人がやりたい仕事と合致するように努力する。
そして、原石を磨いていくと、めっちゃとんがってるとこあるやん!となる。
ECスタジオの社員は使いにくい変わった人が多いと思うから、マネジメントは大変。
山本さんは、使いにくい人を燃えさせることに燃えているそうだ(笑)
とんがってる人間は適所に合えば強い!

8 人の採用基準
個性があって、人柄が良いか。
話して、うちに合うと思うかどうか。
社内で育てる環境が整っているから、能力・経験は問わない。
シンプルな基準から、人を育てることへの自信を感じた。

9 今まで一番の先生は?
そのつどの人生の場面で参考になったこと。
あまりその人!にはしない。
負けん気が強いので生きてる人を先生にはしたくない。
すでに故人になっていて、物理的に追い越せない人
松下幸之助はとても好きで、経営や考え方の参考にされてるそうだ。
まだまだ書ききれていないことはあるけど、成功する会社は
スパッと誰でもわかり易いシステムにして、社員の力を無駄にせず
目的に邁進させる仕組みを持っている。
ここまであらゆることを整備するには、並大抵の努力では出来なかったと思う。
しかし、ITを駆使して情熱を持ってやれば出来ないことはない!と強く感じた取材になった。
最後に、このような機会を与えてくれたECstudioの山本さん、山崎さん、株式会社ダーナの山本さん、一緒に取材に付き合ってくれた藍さん、そして仕事を中断してまで迎えてくれた社員の皆さん。
社員の皆さん  ECを数字にすると1と4です

ありがとうございました!
最後まで読んでくれたみんなにも感謝!!
ECstudio
http://www.ecstudio.jp/
日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方
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最後にサインもいただいて感激!

PS
先日、最新サービスがリリースされました!
チャットワーク
http://www.chat-work.com/ja/
メールの時代は終わったという言葉が印象的です。
大きな可能性を感じます!!

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