ピヨ彦
そう、すごいよまさるさん!の主人公の名前。
この「ピヨ彦」という名前は、とても面白い。
まさに、マサルさんが大ブレイクしたのを足下から支える強靭な面白さを保持している。
それを、今回は分析してみようと思う。
まず、「ピヨ」の部分。
ぴよぴよ、ぴよぴよ
ヒヨコの鳴き声だ。
ぴよぴよ走り回るヒヨコは誰がなんと言おうと可愛い。
ヒヨコは百パーセント可愛い。
このヒヨコのような可愛らしさを「ぴよ⇒ピヨ」
と、カタカナに変換するとあら不思議。
カタカナ文字が醸し出す、「ピヨ」という文字特有の
「痛痛しさ」が出来する!
頭を殴られた人がよくなっているアレ。
ピヨピヨと、頭の上をヒヨコがくるくる歩いているやつ。
あのような痛痛しさ!
ぴよぴよの「可愛らしさ」
+
ピヨの「痛痛しさ」
可愛いらしさ
と
痛痛しさ
そう、これが「ピヨ」という文字にこめられているのだ。
次に、「彦」を考える。
この彦(ひこ)という文字からは、時代劇のお侍さんを思い起こさせる。
しかも大概は、やられ役だ。
例えば
・・・
思い浮かばない。
彦って名前が付く登場人物が出てこない。
何となく、いそうな気はするんだけど、全く思い浮かばない。
でも多分、いたとしても主人公とかにはならないのは間違いない。(いたら教えてください)
例えば、丸彦という人がいたとすると、多分こんなことをよく言われているはずだ。
「おい!丸彦!
ぼさっとしてねぇで、ジュース買って来い!!」
多分、江戸時代でもぱしり役だったに違いない。
彦(ひこ)という名前がつくだけで、腰がひこひこ引けているようなお侍さんをイメージしてしまう。
間違いなく弱っちぃ。
「ピヨ」
に
「彦」
二つが合わさることにより、
彦の前にピヨという、カタカナが付くという時代を超越した面白さも加わった。
「ピヨ彦」
可愛らしさ
痛痛しさ
お侍さん
弱い
時代を超えた
この名前から、五つもの面白い要素が導き出せる。
この五つのスパイスが五芒星となって、この世に存在したことのない新たなキャラを生み出した。
「ピヨ彦」
新次元の面白さを名前に内包させているピヨ彦の凄さ、凄まじさ。
すごいよまさるさん!が流行ったのも無理はない。
名前一つをとってもここまで計算され尽くしているからだ。
完敗である。
ん。
「マサル」
という名前も面白いなぁ。。
あの髪型で「マサル」って。。
ああ、でもマサルさんっていっぱいいそうだから、止めとこう。(知り合いに一人いる)
今回はピヨ彦という名前のすごさについてだけにしておく。
アディオス!(また今度)