ぼくが橋下さんに期待すること。

橋下さんに期待すること
橋下さんが国政に進出する。
「国政進出は○パーセントあり得ない!」
と断言してそれをひっくり返すことが繰り返されてきたが、有名人の間ではもはやただのパフォーマンス言葉と化している。
僕は、国政に進出することについて、特に違和感はなかった。
橋下さんが目指している大阪都構想や道州制は、国の仕組みから改める必要があったのは、自明であったからだ。
だが、衆議院選挙がいつになるのかは知らないが、今ひとつ僕は盛り上がっていない。
たぶん、みんなも今ひとつピンときていないのではないか。
政治というものが、日本と書かれた壺の底に沈みきってしまった澱のようになっていて、その澱がどうなろうが我々表層の生活にはほぼ影響を及ぼしようもない、というものになってしまっている。
もちろんそんなことはないと信じたいんだけど、そういった気持ちになってしまっている。
既存政党が何をどう頑張ったところで、抜本的に何かを変えるなんていうことは、もはや不可能であろう。
それを、政権交代後の政治で示されてしまった。
民主党はまだよく頑張っている方だとは思うけど、やっぱりどうにもならないことがいっぱいありすぎると感じる。
中央の政治がどうにもならないんだったら、地方が自分たちのやりたい事をやっていくしかない。
そのためには、中央に依存しているお金を自分たちで得れて自分たちの裁量で使えるようにしていくという流れを作っていくことが、自然だと思う。
安心なのは、日本は世界で稀に見る安定大国なので、中央がまだしばらく乱れ続けていても、大丈夫な国だということ。
だからその間に、地方分権とやらをやればいいと思う。
中央がおかしくなったら、地方へ。
地方が勝手にやりすぎたら、中央へ。
今までの世界の流れもザックリそんな感じだろう。
政治の難しいことはあまりわからないので、深入りはやめようと思う。
とにかく、橋下さんが行っていることは時代の流れからしても、正しい流れであると思う。
だが、美術や文学への補助金カット問題の可否はわからない。
だけど、それをやってる人達が
「補助金がなくなるんやったら辞めるか」
なんていう姿勢なんだったら、そもそも文化として残す価値があるのだろうか。
「それでもやりたい、残したい」
と思い、行動するのであれば、また補助金を出したり保護したりするのは良いことだと思う。
この補助金問題を契機に、一度立ち止まって考えてみたらいいと思う。
話が逸れた。
橋下さんは、時代の流れを追い風にしている。
これは強い。
だが、橋下さんを批判している人は多い。
Twitterとかでもかなり流れてくる。
だけど、その中で若者とされてる人は少ない。
若者で既得権益に縛られた人間が少ないからだろう。
現時点でたいしたことをしていない若者にとって、現状が流動化するのは歓迎だ。
だが、中高年以上とは間違いなく利害が衝突する。
現状で飯が食えているのに、変化させられてしまったら、飯が食えなくなるかもしれない。
今さら、他のことなんか出来やしない。
みんな自分が大切だ。
当たり前だ。
そもそも、国のことだけを考えて行動している人なんか存在しない。
みんな、自分の利害が最初にあって、そこからスタートする。
「日本を良くする!」
というのは、日本が良くなることが、自分の利害と一致しているからだ。
良くなった日本を誇りに思ったり、ゆっくり暮らしたり、どうしたいのかはわからないけど、とにかくそこに自分がどんな形であれ存在している必要がある。
途中で死んでしまっていても、名を残せればいい、近しい人が知っていてくれればいい、果てには自分だけが知っていればいい、というのもあるだろう。
とにかく自分が必ずそこには存在していないとダメなのだ。
人間である以上、こういう考え方になるのは、当然である。
だから、日本の仕組みを変えようという橋下さんの行動は、年をとった人ほど、利害ががっちり決まっている人ほど、かつその利害が何かによって(会社とか)守られていないほど、反発する。
橋下さんの戦いは根本的に、若者(もしくは若者に順ずる権益のない人)とその他大勢との戦いでもある。
若者VS老人
(もちろんこの「老人」は第一線でバリバリ働いてる人のことだ。
本当の老人は逆に若者の分類に入る)
と言ってもいいだろう。
僕はこの対立関係に賛成だ。
これは、健全な社会には必要であるからだ。
若者と老人が一緒に仲良しごっこをやって、老人の顔色を伺いながら、自分も権益を得たいと考える若者が増えるような社会が、活力を生み出すはずがない。
対立という緊張関係から、新たな発想や行動が生まれてくる。
これこそが、健全な社会だと思う。
若者は結局のところ、一人だ。
一人であることを受け入れ、前向きに戦っていくことが、実り多い人生を獲得する。
そういう「強い若者」になる勇気を与えるためにも、橋下さんにはこれからも既得権益というものとの戦う姿勢、を表現し続けてほしい。
真剣に戦うその姿こそが、若者達に対して
「自分も頑張ろう」
という自信を与えることになる。
僕が、橋下さんに期待すること。
それは
「戦うことの格好良さ、戦うことへの勇気」
これを、身をもって伝えてほしい。
おそらく、橋下さんが国政で勝利し議席をたくさん獲得して政治を行ったとしても、
日本は大きく変えるには大きくなりすぎた、ということが分かるだけだろう。
だけどその戦う姿は、若者達の脳裏に間違いなく焼きつく。
日本を担う若者への勇気を与えるために、戦う姿を見せ続けてほしい。

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