モンゴルで働く北朝鮮労働者がかなり真面目で働き者だという話を聞いて

モンゴルと北朝鮮は仲が良い。

両国は今年の9月で国交樹立65周年を迎え、北朝鮮にとっては建国(1948年)直後に国交を結んだ旧ソ連に次いで古い友人である。

既にモンゴルで働く北朝鮮労働者の数は今年4月で約1800人ぐらいもの数になっている。

これらの北朝鮮労働者が働いているのは主に建築現場であるが、今日その北朝鮮人を雇っているモンゴル人の話として「北朝鮮人はよく働くし時間も守るし勤勉だ」という話を聞いた。

モンゴル人でも北朝鮮には「何をしでかすかわからない国と人たち」というイメージを持っているようで、その人も最初は「危なそう」という漠たる不安感を抱いていたそうだが、実際に働かせてみるとそうでもないらしい。

むしろ統制的な教育を受けている分、上からの命令には忠実に従うといったような考え方がすりこまれているせいかもしれない。

だとすれば、北朝鮮が今後何かの拍子に自由の国になったとしたら、とても勤勉で賃金の安い人間がいる新興国最後のフロンティアとして、北朝鮮へ世界中の企業が積極的に進出するようになる。

そして北朝鮮によって分断されていた陸海の貿易路が開かれる事によって

「山東省(9千万人)、河南省(9千万人)、河北省(6千万人)、遼寧省(4千万人)、吉林省(3千万人)、黒竜江省(4千万人)、北朝鮮(2千万人)、韓国(5千万人)、日本(1億2千万人)、合わせて5億人の人口圏ができる。5億人の人口圏はEUやNAFTA(北米)に匹敵し、科学技術や需給ギャップの点からも、爆発的に経済発展する余地がある」作家の野崎雅人さん談

なんかすごく楽しみ?になってきた。

せっかく北朝鮮と関係が深いモンゴルにきているので、北朝鮮とのつながりも作っておきたい。

まずその第一歩として、ウランバートルにある(らしい)北朝鮮が外貨獲得のために経営している料理店にいくところから始めよう。

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