最高気温がマイナス10度以下
ウランバートルでは連日最高気温が−10度以下になっています。
最高気温が −10度以下です。
最高気温がマイナスなんていう状態は、日本にいたときは想像もできませんでした・・・
既にモンゴルは10月末から平均気温がマイナスに突入し、12月は平均最高気温が-14度で平均最低気温は-24度とかになっています。
もう今は自分の息がまつげの先にあたって少し凍ったり、息を吸ったら鼻毛さんも「凍りたい!」と言っているのか中がサワサワします。
気温ほど寒くない
しかし日本の感覚からするとこの気温は想像を絶するような寒さに感じると思いますが、正直なところみんなが想像しているほどの寒さは感じていないと思います。
直感ですが、モンゴルの−15度は日本の0度と同じぐらいの感覚です。
-15度が0度なので、体感温度差が15度ぐらいあるという感じです。
気温に比して寒くない理由として、モンゴルは湿度が低いことと、内陸国なためか風が強くないことが考えられます。
もちろん空気自体は気温のとおり冷たいのですが、身体に吹き付けてこないため肌を隠してしまえばある程度の寒さは防ぐことができます。
日本のように「骨身に沁みる」という感じではありません。
今のモンゴルは-25度ぐらいですが、まだまだ日本の方が寒かった気がします。
しかしだからといって油断は死を意味します。
自分でも気づかないうちに身体の内部が冷えてしまって悪くなったりすることもあるそうです。特に内蔵は冷やさないように気をつける必要があります。
マイナス30度付近からは次元が変わる
というわけなので-20度ぐらいまでは案外余裕ぶっこいていても大丈夫ですが、-30度付近になると世界が変わってきます。
もう本当にあまりの寒さに「心も凍ってしまった」というぐらい寒さがつらくなります。
ここにきて日本の寒さの次元を凌駕します。慣れない田舎に行ったときになんかはその心労も相まってかすごくしんどくなります。
「なんだよ!この寒さ!ありえないじゃん!!」とか知らぬ間に標準語で考えていたりします。かなり追い込まれている証拠です。
でもモンゴル人に言わせれば、12月の今の寒さはまだまだ序の口だそうです。
1月や2月はもっともっともっと寒くなるそうです。(そういえば今日も、白いTシャツにパーカーをはおっただけのおっさんがいました・・・)
1月は学校が休みというのもあってモンゴルの各地へ旅行に行くつもりですが、その恐ろしい寒さが怖い反面、どれぐらい寒いのか楽しみでもあります!
冷たい風にあたっている時に感じる「おれは今生きている」とかいう自分の身体の底から沸いてくる謎の力と自信を頼りに、モンゴルの冬を楽しもうと思います。
生きて帰ってくるように祈っていてください!
それでは。
コメント
確かに、新潟よりはまだ寒くないですね。