先生と教え子の再開

今日は一日ホブド市内観光です。

清に抵抗したモンゴル人の銅像や、ホブドに住まう複数民族の伝統的な衣装や家が展示されたところをまわりました。

ホブドの人達は目が大きくて彫りの深い顔が多い気がします。美人でイケメンが多い印象です。

野菜も昔から栽培しているようで、ラクダにひかせて土を掘る道具とかが博物館に展示されていました。古来モンゴル人は、草原を耕すことは大地を汚す行為だと捉えてきましたが、西モンゴルではそういう考え方は薄い(?)ようです。新鮮な野菜もあるし、なんといってもホブド名産のスイカが美味しい!日本と変わらなくてビックリしました。

夕方、このホブドツアーの生みの親で、元ホブド大学日本語教師の方の教え子の家にお邪魔しました。

そこで元ホブド大学日本語教師の方と教え子との十数年ぶりの再開を目撃。

おおお〜っと言って抱き合う二人。

数十年の時を経て出会う先生と教え子の姿は素敵な光景でした。

教え子のおかあさんが来ました。もうすぐ80歳になるかという、黒黒と焼けた顔に深いシワが刻まれたおかあさん。慈悲の権化のようなその目つきに、僕は居住まいを正していました。

そのおかあさんは先生にとっては数十年ぶりの出会いですが、僕にとっては今初めて会った人に過ぎません。それでもそのおかあさんの佇まいから漂ってくる雰囲気はすごいものでした。

誤解を恐れずに言うならば、皇后美智子様から感じるような優しさを、僕はこのおかあさんから感じていました。

そういえばこの感覚は、ゼレグ村のお父さんお母さんからも感じたと思います。

ずっと自然と共に生きていたなのでしょうか。こういう人に出会えた事はすごく幸せなことだなぁと思います。

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