夜中の電車出発まで時間があったので、町をうろつくことにした。
中国側の国境の町、二連とは違って、土臭いが落ち着いたほのぼのした雰囲気の町だった。
作られた町ではない、人が生きている町という感じ。
かけビリヤードに昂じる人々
空も近くなってきた
小学校の校庭では、子供たちがバスケしたり、思い思いに遊んだりしていた。
僕が座ってぼーっとしてると、自転車に乗った子供が技を披露してきた。
ズザーと自転車をかっこよく止める技のようだ。
速度をあげて・・
お、
こけてにっこり(笑)
動画で、成功した映像を見せると、喜んでくれた。
そして道路沿いの家では、子供が何かと戦っていた。
紐につながれた犬に石を投げる小さな子供(笑)
うーん、紐に縛られてる犬を攻撃するなんていう卑怯なことはいけないなあ、と思っていたら・・・
小さな子供が犬に石を当てるために不用意に近づきすぎて、犬が射程距離にきたとみるや、小さな子供に飛び掛っていった!!
危ない!
小さな子供は体をビクンと震わせて、一目散に泣きながら親の元へ逃げていく。
犬も直接危害を加えることはせず、かしこいなあと思った。
これであの小さな子供も、卑怯なことはしなくなってくれると思う。
モンゴル騎馬民族として恥じぬ大人になって欲しい。
町外れまで歩いた
さすが、モンゴル!
天に近い国!チンギスハンが生まれた国!
ウランバートルへいくのが楽しみになってきた!
夕方になって駅周辺に戻りまったりしていたら、夕焼けのなごりを発見した。
これは、シャッターチャンス!!と思い撮影した一枚。
モンゴル旅行の中で一番のお気に入り写真になった。
色々な色があるのが綺麗で好き。
夜は、知り合った日本人とモンゴル人とご飯を食べたり、ビールを飲んだりしながら過ごす。
夜はかなり寒い。
砂漠用に、ダウンジャケットを持っていっていたのだけど、この町でさえ夜はダウンがないと厳しいぐらい寒かった。
モンゴルの夜は寒いっす!
国際列車が到着し、乗車。
ここでは、知り合ったモンゴル人が貨物にのせないといけない荷物を、客室に積もうとしたら断られて、車掌と大喧嘩に。
30分ぐらい別室で大声で怒鳴りあっていた・・・
さすが、騎馬隊で世界を席巻した民族。そうとう熱い。
まあ、このモンゴル人が100パーセント悪いんだけど(笑)
今回の旅で、陸路はアクシデントだらけ。
陸路の旅は問題があって、当たり前。
そう思うことにした。
電車が最初、大きな地響きをたてて動き出す。
20両以上連ねていたらすごいパワーが必要。
でも動き出したら流れていく感覚。
さあ、寝たらいよいよウランバートルだ!!