大好評!自分探しを肯定するシリーズ第二弾!!
若者による自分探しの旅を批判する世間の風潮に、真っ向から闘いを挑んでやるという試み。
さて今回はヒトが人になった理由を紐解くところから、自分探しの旅を肯定してみよう。
猿からヒトへ
猿から進化したと言われている人類。
しかし、人類だけがなぜ知能を持って、高度な文明を発達させたのだろうか。
まだ明確な答えは出ていないが、恐らく正しいと考えられている仮説をもとに話をすすめていく。
環境変化による進化
森で暮らしていた猿が、何らかの理由で安全な森を出て、危険な肉食獣の多い平原を住みかとした。
そして、肉食獣から逃げ回り、戦い、そして肉食獣を捕食し始める過程で、大きな脳の変化が起きていく。
弱い人類は、集団行動と武器によって、獰猛な肉食獣を捕食することを可能にしていった。
相乗効果
仲間と共に集団行動をするためには、言葉の発達が必要になり、武器を生み出すためには、手が自由になる二足歩行が必要になる。
そして、言葉と手を使い始めた人類は、それらが脳に与える刺激の相乗効果によって、どんどん進化の速度が早くなっていく・・・
要するに、最初の環境変化が引き金となって、人類が誕生した。
いわば、環境変化を耐え抜くために、猿はヒトにならざるを得なかったのだ。
その環境変化に挑む姿勢が我々ヒトを
生み出したと言っても過言ではない。
僕はこの環境変化に挑んだ猿と、自分探しに出発する若者は、同じ「挑戦者」だと思う。
厳しい環境に立ち向かう事で新たな能力を獲得していった人類。
その人類を生み出した遺伝子によって若者たちを新たな環境へ求めて旅立たせているのだろう。
今の場所に安住することよりも、リスクをとって新天地に挑戦することを選ぶこと。
この行動は、我々の祖先と同じである。
かつて、森に安住することを選んだ猿は未だ猿のままだ。
もちろん、猿は猿のままでいることに疑問は抱かないし、猿でいることが幸せだと思う。
猿は猿のままで何の不都合もない。
しかし、若者は違うのだ。
チャレンジするという人類の根源に潜む衝動に素直に従い、旅に出ようとする。
だから自分探しの旅は、我々人類を生み出した根源の願いなのだから、なんら恥ずべきことはないと思う。
自分も含めた若者たちには、自分達が新しい人類を作り上げるのだ!という気概で頑張ってもらいたい。
以上。
コメント
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はじめまして、たけっし~さん。
楽しいブログですね^^参考にさせてもらいます。