二連からウランバートルへの国際列車が出発するのは明日とのことなので、昼から国境を友達のジープで超えることに。
午前中はザハをうろうろ。
値段を見ていくと、どの品物もウランバートルの半額ぐらいで売っている。
中国ってすごいなぁ。。
一緒に付いてきてくれたモンゴル人は新築の家に必要な、床やベッド等を買っていた。
送料を考えてもウランバートルで買うより断然安い。
モンゴル人が二連で買い物に行くのも頷ける。
ザハを冷やかしたあとは、安宿の前のイスに座って時間を潰す。
道沿いを、同じく暇そうな中国人や内モンゴル人がたむろっている。みんな「人間観察が趣味です」とばかりに道行く人を眺めているだけ。
僕も同じようにぼーっとしていると、なんだか二連という町に程よく沈没しているような感覚になる。
こうやって道行く人を眺める人生もありだなぁと一瞬頭をよぎったりもするが、空想の世界か。
二連からウランバートル行きの国際列車が明日の夜にならないと出発しないとのことで、夕方ジープで国境越えすることに。
4年前はジープの国境越えに6時間かかったけど、今回は1時間以内ぐらいですんなり出れた。
ただ、モンゴルへ入るときにちょっとしたトラブルが。
同行のモンゴル人がいらんことを言ったせいで、取り調べが長引く(笑)
イミグレーションのモンゴル人「なんでモンゴルに3ヶ月もいるんだ?」
僕「秋のモンゴルを見てから日本に帰る」とか意味不明な理由で凌げた(笑)モンゴル人はいつも勢いと迫力で凌ごうとするせいで、今回のように国家権力の場合は逆効果でしかない。
紳士に悪いことをするつもりはありませんという雰囲気を醸し出してモンゴル人の温情にすがるというのが、こういうときは一番良いと思う。
21:35発の列車で、ザミーンウドからウランバートルへ。
四人部屋で同じになった酔っぱらいのおじさんに絡まれて、冗談か何かでナイフを突きつけられる(笑)
僕が「チンギスハンが好きだからモンゴルに来た」と言ったら、「おうおう、ナイフならあるぞ」と、いきなりナイフを出してきた。
この時は全く意味がわからず怖かったが、チンギスハンの時に血の契り(?)があって、お互いの血をナイフでなんとかするらしい。
でもそんなん知らないからただ怖いだけだった(笑)知っててもハムを切ったようなナイフでそんなとこしたくないし、ありえないだろー!(笑)
その後、このおじさんと同室の痩せたモンゴル人が喧嘩を始める(笑)
おじさんが「俺は綺麗なモンゴル人だ。お前は違う」みたいなことを言って、痩せたモンゴル人が怒った。
激しい殴り合いにはならずにすぐ収まったけど、おじさんはナイフを持っているので夜が怖い(笑)
明日は無事に訪れるのだろうか(続く)
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