モンゴルへの旅 上海〜日本へ 9日目 上海の光と影

上海にはびびりました。
ビルの高さと数がすごい。
大阪は比べようもなく、東京でさえ、負けてるのではないか、と思ってしまうぐらい。
芝はきれいにかりこまれているし、タクシー代金も高い。
ホテルに着くまでの間、タクシーメーターとにらめっこしていました。。
この時の、僕のかっこうは浮浪者とみまごうばかりの汚いかっこうだったので、ホテルマンにも最初は警戒されました。
ひげぼーぼーで汚いズボンに破れたシャツ(でざいん)に、まとまりのない荷物を目一杯かかえていた。
周囲のだれよりも汚かったです!!
夕方の飛行機まで時間があったので、上海をぶらぶらと。
中心部はビルばかりで全然つまんない。
途方にくれていると、なんか汚い路地が。
おう!今の俺にぴったりや!!
ということで中国人が避けている道へ向かう。
お。。
これは。。
汚い
昔の村が突然現れたような感じをうけた。
めちゃくちゃ狭く汚い建物の中に、たくさんの人が生活している。
食堂があったり、野菜を露天でうってたり。
外で歯を磨いていたり、人の顔は明るくなかったが、完結する村のようなものがそこにはあった。
こんな高層ビルのど真ん中に、こんな場所があったとは
もしかすると、高層ビルの下には、結構あるのかもしれない。
なんだろう、この対比。

みんどく@関西読書会のお知らせ&趣味で描いた絵

上海は恐ろしい町だ。
高層ビルに住んでる人はどんな思いで、こういう地域に住んでる人のことを思っているんだろう。
人間ではないものと思っているのか、自分はああなりたくないから必死なのか
今までの歴史の中で、ここまで鮮明に、格差が広く見える時代はなかったのではないだろうか。
残酷なようだけど、自分は日本で生まれ育ったので、関係ないといえば関係ない。
でも、いつか巡り巡ってかえってくるのではないか。
爆発する時は一瞬。
のようなことを思いました!

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