宇宙人とは「誰」のことか?

宇宙人とは誰のことか?
ふだんぼくたちが「宇宙人」という言葉を使う時、何に対してこの言葉を使うんだろう?
この「宇宙人」という文字から意味を考えると、
宇宙の中に存在している地球で生活するぼくたち人類も、
「宇宙に存する知的生命体」という定義であるのなら、我々も宇宙人になる。
でも常識的に何かに向けて「宇宙人」という言葉を使う時は、地球以外に住まう知的生命体に対してのはずだ。
この差はなぜ生まれるのだろう?
この「宇宙人」の定義が厳密な言葉の意味と違って
「地球外生命体」という意味だけになっているのは、なんでだろうか?
宇宙人=地球外生命体
この式が不自然じゃないのは何故だろうか?
この問題を言い換えてみると、
「なぜ宇宙人に地球人を含まないということが常識なのか」
ということになる。
これは、宇宙人という言葉が出来た由来にあると僕は思う。
宇宙人という言葉が必要になったのは、どこかのタイミングで、人類の視野が地球外に広がったからだ。
宇宙という概念が人類に誕生して、地球人以外の生命体という概念が誕生した時に「宇宙人」という言葉が生まれたのだろう。
ということはこの「宇宙人」という言葉は、人類にとって未知の新しい概念と共に生まれた言葉ということになる。
だからこそ、その本来もっている語義(宇宙に存する生命体)と違っていても、違和感を感じることはない。
その未知の概念を言葉で説明する方が人類にとって危急の事だからだ。
この新しく生まれた概念が持つ、ふわふわした定まるところの無い力を言葉という形にとどめることを優先するために、言葉そのものが持つ見た目の語義を上回ってしまうことが起こりうるのだろう。
要するに未知なる概念と共に生まれた言葉は、その文字本来の意味合いがどうであっても、
未知なる概念そのままの意味となるということだ。
概念というのは強い。
概念は文字そのものの意味を上回る。
ここへ来てふと思う。
他にも新しい概念と共に生まれた言葉ってあるはずだ。
それはなんだろうか?
想像力の乏しい僕には思い浮かばない・・・
いつか思いつくのを待とう。
とりあえず今回の収穫は
「概念の力は文字の力を上回る」
ということがわかったことで良しとしよう。
おわり。

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