鍛冶を学ぶ旅 1日目 徳島へ

6月24日から7月1日までの間、四国を旅してきた。
主な目的は、高知県四万十川のふもとにある鍛冶屋で剣の作り方を学ぶためだ。
でも一直線に目的地にまで行くのもつまらないので、寄り道をしながら旅をすることにした。
旅程は
大阪→鳴門→徳島→高知→桂浜→須崎→四万十市→工房くろがね→大阪
今回の記事では初日の鳴門と徳島までをとりあげる。
大阪から鳴門へ
高速道路が渋滞していたため、予定より1時間遅れて鳴門に到着!
今日は徳島に住む自衛隊時代の同期(以下うえぽん)と行動をともにするため、鳴門公園で待ち合わせをしていた。
しかしいざ鳴門公園についてうえぽんとwifiで連絡をとろうとするも、wifiがつながらない。
(携帯は解約しているから無い)
日本だしある程度人が集まるところはWiMAXが繋がるだろうとおもっていたのが誤算だった。
WiMAXの電波を求めて周囲を30分ぐらい徘徊するも、全然電波は繋がらず・・・
公衆電話から電話しても繋がらない。
(携帯がないとこんなに不便なのか!)
仕方ないので、渦の道という施設にある観光情報検索用パソコンからメールで連絡して、なんとか出会う事が出来た。
そしてとりあえず渦の道という有料施設(500円)で渦潮を観ることにした。
ここは橋の下に歩道がとりつけられて、足下の窓から渦潮をみることができる施設だ。
一人500円もする入場料を払い、いざ!
$たけっし~が書いたこと
なかなかの大迫力
$たけっし~が書いたこと
エヴァンゲリオンみたい
$たけっし~が書いたこと
渦潮の音と、頭の上を走る車の音と、びゅーびゅー吹く風の音がすごくて若干怖い。
しかし眼下で繰り広げられる、渦潮がものすごい勢いで生まれてとぐろをまきながら海上を滑っていきそして消えていく様は、刹那的で力強く美しかった。
渦の道の一番奥にある折り返し地点では、観光ガイドのおっさんが渦潮の説明をしていた。
なんでも、この渦潮が出来るような海底面の凹凸が鋭い特殊な地形はここ徳島にしかないらしい。
僕が「なんでそんな特殊な地形がここ徳島に出来たんですか?」と聞くと、その観光ガイドのおっさんにもわからないらしく、困った顔をしながら大きな地図をくれて
「ここに渦潮が生まれる海底面と同じような構造になっている土柱というものがある。ここにいってみると良いかもしれない」
次の目的地は決まった。
土柱だ。
美しい海面を横目に土柱へ向かう。
$たけっし~が書いたこと
車を運転してくれているうえぽんによると、だいぶ前に土柱に友人と来たことがあるらしい。
その友人が土柱を見て放った言葉は
「ただの土壁じゃねえか」
怒ってすぐに帰ったらしい。
残念ながらがっかりスポットの匂いがぷんぷんするが、自然を観て勝手に感動する力を秘めている(と思っている)僕としては、どれだけ自分が感動できるのか試してみたいのもあって、逆にうきうきしてきた。
$たけっし~が書いたこと
人気のなさと寂れ具合から、がっかりスポットパワーをびんびんに感じる。
少し山道を歩くと、土柱発見
$たけっし~が書いたこと
なかなか良かった。
結構奇抜な形をしていて、中国の景色をみているかのいるような錯覚をうける。
しかし渦潮との関連はよくわからなかった。
こんな土だったら渦潮にあたればすぐにくだけてしまいそうだ。
なぜこのような隆起が徳島で起きたのか。
未だ不明だ。
土柱を後にし、徳島の昔ながらの建物が残っている地区へむかうことにした。
そこは、うだつ(卯建)という火が燃え移るのを防ぐための塔みたいなのがついている家があることで有名なところだ。
うだつがある町の大通り
$たけっし~が書いたこと
「うだつがあがる」
という言葉もここからきている。
なんでも昔は、このうだつの高さを競って金持ち度合いをはかっていたらしい。
うだつが高くそびえる家ほど金持ちということだ。
現代でそんな見栄の競争をしようものならすぐにネットで叩かれてしまいそうだが、昔はそんなことはなかったのだろうか?
多彩な表情をしている。
魔除け的なものなのかな?
$たけっし~が書いたこと
$たけっし~が書いたこと
まつぼっくりを売っていた。
すごく立派だったが、100円は高い。
$たけっし~が書いたこと
近くにあるオデオン座
$たけっし~が書いたこと
まだ映画とか観れるらしい。
この角を曲がったところにキャバクラのような建物があった。
もともとそういう地域なんだとおもう。
その後は、徳島に住む自衛隊時代の後輩(以下コウウチ)も合流し、うえぽんの家で宅のみをすることになった。
後輩だったコウウチはすごいデブである。
自衛官でデブだというのはもはや犯罪だと僕は思っているので、
自衛隊の時に僕の班員になっていたコウウチを痩せさせるために色々なことをした思い出がある。
だけど今となってはもはや関係ないので、肉を大量に買い込み盛大な焼肉パーティをした。
次の日も朝一の電車で移動しなければならないので、はやめに就寝・・・
うえぽんの同僚の結婚式の出し物用の衣装が飾ってあった。 制作時間8時間と大作だ。
$たけっし~が書いたこと
うえぽん家の近くの駅
$たけっし~が書いたこと

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