派遣とモンゴル

日本に帰ってきてから僕はwebデザイナーとして派遣で働いている。派遣で働くというのはなかなか大変なもので、僕が貰える時給はアルバイトよも高くて、働く会社との間に派遣会社が入るので、会社の払いは普通のアルバイトの二倍以上の時給を払っている。そこまでして人を雇いたいのは仕事がべらぼうに忙しいのだが、仕事振りがわからずにいきなり正社員を雇うリスクを下げたいといのもあるようだ。

また仕事内容もなかなかハードみたいで、派遣の求人情報を見ていると、派遣の求人募集が出てからそこで働く人が決まって求人募集がなくなっても、また暫くしたら同じ求人が出ていることがよくあるので、その仕事内容に対応できないか人間関係が上手くいかない場合とかですぐに辞めてしまうようなこともよくあるみたいだ。

原則的として即戦力を求められる派遣の仕事は正社員で仕事をするのとは違うことが多い。
正社員であれば、会社の仕事のやり方という枠にすっくり慣れていけばいいが、目の前に膨大な仕事が待ち受けている派遣の仕事ではゆっくり慣れている暇なんかない。

よほどのルーチンワークでない限り、派遣の仕事にはレベルの高いコミュニケーション力が求められそうだ。

このような、やるべき仕事がたくさんあって、高いコミュニケーション力を求められるところに、僕は派遣とモンゴルの共通点を発見した。

モンゴルはまだまだ発展途上にある国だから抱えている問題は山積みだ。その分やる気とリスクを負う覚悟さえあれば仕事は見つかりそうである。
また日本人とモンゴル人は異人種であり、農耕民族の日本人と遊牧民族であるモンゴル人とではあらゆる事に対する考え方も大きく違う。
異人種間・異民族間を乗り越えるコミュニケーション力が必要だ。

派遣とモンゴルというのは、なかなか共通点が多くて興味深い。

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