遊牧民と話していたら、ソビエト時代のロシア人の思い出を楽しそうに話してくれました。
遊牧民の中でロシア人というのは
「大きな体で、やることなすこと全部が大きくて、少し愛嬌のある人たち」
というイメージのようです。
話にでてきたロシア人の思い出を箇条書きで記載します。
ロシア人の思い出
大きな軍隊の車でゲルに乗り付け、大きなロシア人が強いウォッカをビールのように飲んで全く酔わずに帰っていく。
ロシア人が作っていた服や物はすごく丈夫だった。ロシア製のジャンパーは10年持つが、中国製は2年でダメになる。
新しいメダルをもらった時の喜び方
スピリタスのような強い強いアルコールの中に、歯で引きちぎったメダルを入れる。しばらくしてから一気飲み。飲み干した後、口の中に残ったメダルを歯で掴んで袖につける。
メダルを溶かして体の中にいれるという意味でしょうか。
豪快さと勲章を尊ぶ気持ちがロシア人らしく融合しているような方法ですね。
彼らのことを話す遊牧民の楽しそうな表情は今でも忘れられません。
良い友人だったのだと思います。