若いうちしか冒険はできない
紙のクーリエ最終号を惜しみながら読んでいると(4月号から会員制webメディアになる)沢木耕太郎が中田英寿と対談した時のコメントが印象的だった。
「その対談のなかで、今でも思い出す沢木さんの言葉がある。彼は「深夜特急」の旅のなかでは中国本土を旅していなかったんだ。それで、50代になってようやく中国を3ヶ月も旅するんだけど、「決定的なことは何一つ起きなかった」と。その言葉を聞いて、若いときに旅することの大切さを改めて感じた。」
自分探しの旅をしよう!
モンゴル料理屋でモンゴル宴会をしていた時、隣にやけに賑やかな集団がいるなぁと思っていたら、その集団は相撲好きの若者たちだった。
一気飲みとかめちゃくちゃ元気にやっていて、みんなベロベロ。
トイレに行く時、通路で若者達に絡まれ「僕モンゴルいきたいんすよぉ!」と呂律の回らぬ舌で目をキラキラさせながら言ってくる。隣にいた奴が「こいつ自分探しの旅がしたいんすよ!インドに行くぐらいスタンダードなやつですからね!」
この時、僕が何を返したか覚えていないけど、今あの若者に会ったならばこう言いたい。
「自分探しでもなんでもいいから旅は若いうちにやったほうがいい。自分探しをしに外国へ行く過程で、自分ではなく日本というものがよく見えてくる。
日本の素晴らしさを外国に行くからこそ感じるのだ。
そして自分は日本人で良かったと思うに違いない。恵まれた環境で生きていける日本人であることに感謝するだろう。
そこで思うはずだ。せっかく日本人として恵まれた国に生まれたわけだから、そのメリットを最大限に活かして何か世界の役にたつことをしたい、しなければならない。
それに気づくために自分探しの旅は必要なのだ」
モンゴルで一年間ぶらぶらしてきただけで、モンゴル行く前の正社員時代の2倍ぐらいの報酬で働いている僕が言うんだから間違いない!笑
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