「古き良きモンゴルらしさ」とは何か

「ウランバートルから200km離れると昔ながらのモンゴルが見えてくる」

ある日本人が言っていました。僕は「そんなことないだろう」と思っていましたが、先日南ゴビへ行った時確かに何か違う雰囲気を持ったモンゴル人がいました。

都会のモンゴル人に値引き交渉で丸め込まれていく姿や、お金をとれるようなことでもとらなかったりと、何かこちらを感じさせるものがありました。おじさんだったけれど「かわいい」モンゴル人がそこにいました。

もちろん、都市に住むモンゴル人が良い人ではない、という訳ではないのですが、都市で生活していくための妨げになるのが「古き良きモンゴルらしさ」であると言えるのかもしれません。

ハンガイモンゴル乗馬学校

ハンガイモンゴル乗馬学校を気に入ってくれた日本人の方が言っていました。

「ハンガイモンゴル乗馬学校には古き良きモンゴルらしさが残っている。それがあるから行きたい、会いたいと思うんだ。ただ馬が良いだけではこれほどまでに行きたいとは思わない」

僕は、ただ馬が良いということにしか目がいっていなかったので、言われた当初、古き良きモンゴルらしさというのがどういうものなのかわかりませんでした。

でもゴビのおじさんを思い出せば、なんとなくその香りを今では思い起こすことができます。

モンゴル人

僕はモンゴルに来た当初、「モンゴル人は優しい人が多い」という事については正直「親切な人なら日本にもたくさんいる。お金をとる分日本人の方がいいじゃないか」とまことに手前勝手な感想を抱いていました。

でもゴビの人から感じた雰囲気は、その種の親切さとは全く別物の優しさでした。具体的に何をしてもらったの?と聞かれると困るんですが、「その人の身体から流れてくる風のようなものがとても良かった」といった感じです。

厳しい自然の中で生活しないと出てこないオーラのようなものが、モンゴルの田舎の人にはまだ濃厚に残されているのでしょう。

今まで日本人やあらゆる外国人がモンゴルに惹かれ続けてきたのは、そういった事ではないかと思います。

僕はモンゴル滞在のほとんどをウランバートルで「騙されないように、ぼったくられないように、殴られないように」と神経を張りつめながら生活しているので、ウランバートルにはいわばそのような「甘い」心は微塵も残っていませんが、田舎にはまだまだ息づいているその心を大事にして行って欲しいし、僕もそういうものを守っていく手助けが出来たらいいなと思っています。

ハンガイモンゴル乗馬学校でナーダム出場の訓練をする子供

ハンガイモンゴル乗馬学校

ゴビの子供たち

モンゴル人

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