2015年4月、日本でしばらく頑張るつもりでいたのもあり、長期予定の派遣で就業しましたが、先日「正社員のコーダー雇ったので契約延長はなしね」と就業先企業に言われたので、6月23日から9月20日までモンゴルへ行くことにしました!
このモンゴル3ヶ月の滞在でやりたいことはただ一つ。
モンゴルの超かっこいいショートムービーを作りたい。
2013年9月〜2014年9月までモンゴルに一年間滞在していた時、山のように写真を撮って、フォトアルバムにして友達にみせびらかしていましたが、友達の反応をみていてイマイチピンと来ていないなあ、とずっと感じていました。
「自分の中でわだかまっているモンゴルの良さを伝えるためには、どんな写真を撮ればいいのか・・・?」
ずっと考えていました。
写真の限界
そんなおり、フェイスブックを見ていたらナショナルジオグラフィックの写真展が開催中!というシェアされた情報を見て、「モンゴルを伝える写真を撮るにはどうすればいいのか少しでもヒントがあるかもしれない」と、ワクワクして会場へ足を運びました。
さすが超一流の写真が並んでいました。(特に難民の女の子の目は衝撃的です)
いろいろと伝わってくるものはありましたが、「写真の限界点」をふっと感じてしまいました。超一流の写真家がしのぎを削っても、おそろしいインパクトというものはなかなか与えることができない。写真で人を動かすというのは、とてつもなく難しいことなんじゃないだろうか。
じゃあ動画なら簡単なのか?と、全くそういうわけではないのですが、「モンゴルを伝えるには写真だけでは限界がある。動きの中でモンゴルの空気感を表現したい」と思います。
モンゴルの超かっこいいショートムービーを作るにはどうすればいいのか
どうすればいいのでしょう。
僕の中で参考にしたいのは下記作品です。augment5という日本の会社が制作したものです。
動画を教えてもらった記事「augment5」の日本紹介映像がかっこいいと話題に
中でもこの京都のムービーがいいです。
京都
原色が強い感じにしつつ、夜の闇を活かして動画を作りたいと考えています。
導入のイメージは、夜の闇が深い中遠くにゲルの明かりがポツンと見えて、ホーミーの声が聞こえてくる。アップで焚き火の光に照らされた遊牧民のおじさんの横顔をカッコよくとらえて、徐々に周囲にいる人々が浮き上がってくる・・・
みたいな感じでいまのところ考えています笑
とにかく伝えたいことは、モンゴル遊牧民の日常を切り取って、モンゴル人が自然の中で生活する中で感じている「裕福さ」を撮りたい。モンゴルの風と星が奏でる音を撮りたい。風の音についてはイメージがあって
Tolin hul Moritoi
歌手が語尾を歌い上げ、言葉が終わった瞬間からしばらく現れる空間。ここにモンゴルがあると僕は思う。たぶんこの感覚はモンゴルに行ったことがある人でないとわからないと思う。ここを映像で表現したい・・・・
映像のど素人がここまで出来るのか心配ですが、とにかくイメージをしっかり持って撮影したいと思います。
機材も新しく買おうか考えています。
現在保有中の機材は、ペンタックスのK-30とソニーのアクションカムHDR-AS15。
これじゃあ不安なのでgoproシルバーを買おうかな〜。モンゴルの大地を撮るならドローンでの空撮も良さげだし、予算と相談中・・・
「この機材がいいよ!」とか「この動画かっこいい!」とかお詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えてくれると喜びます!!