てるみくらぶ、2500人が海外渡航中 支払い済み8万人超 負債151億円
ひどい話だ。
旅行中の方は自力で帰って来てほしいなどと言っている・・・
これは結構ショッキングな出来事で、旅行に対するイメージが大きく変わる契機になるに違いない。
格安旅行会社は危ない
てるみくらぶが破綻したことで、日本の格安を売りにする旅行会社は淘汰されていくはずだ。
100億に対して1億2000万円の返済許容量がないため、普通に考えたら100分の1しか返ってこないことになる。
100万円払っているとすると、1万円だけ!
王手旅行代理店しか信用できない
安さばかり見て、いつ潰れるかわからない格安旅行会社に頼むのはハイリスクだ。
旅行を頼むなら王手しかない。
だが王手だと、細かなオーダーメイドや希望のパックツアーが対応できない。
オーダーメイドと多様なパックツアー層をターゲットとして小さな旅行会社が仕事をしている。
だが、てるみくらぶの破綻で9万人もの人が被害にあつている。
こんなことが起きてしまったら、安心して格安旅行会社に頼むことなどできない。
個人手配が主流になる
王手のパックツアーが嫌な人は、個人で手配していく旅行形態が主流になっていくだろう。
ここでスポットライトを浴びるのは、現地にある旅行会社ではないだろうか。
現地の旅行会社という選択肢
現地の旅行会社は日本の法律が適用されない
もちろん危ない会社はたくさんある。現地の旅行会社に騙されたという話は検索すればたくさん出てくる。
でも現地の旅行会社は、日本のようなゆるいキャンセル規定ではなく、ツアー前に代金を回収するのが普通だ。だから日本の旅行会社のように資金がショートすることも少ないだろう。
だからと言って倒産しない保障もないし、単純に逃げられるリスクもある。
会社の信用度合いを計る方法
ホームページやSNSをみる
その会社が信用できるかは、ホームページの雰囲気や、フェイスブックページの投稿などを見ることで、だいたいつかめるはずだ。
フェイスブックページが更新されていないとか、ブログが二年前から放置されているなどは、ちょっと心配かもしれない。
メール対応をみる
やはり信用できるかどうかの一番の判断ポイントは、メールのレスポンスと返事の内容だと思う。
行きたい国の旅行会社を検索して、複数の旅行会社にメールをしてみて、返事の速さと内容によってお願いする会社を決めるといい。
少々手間だが、ぜひ現地の旅行会社にコンタクトしてみて、一味違った旅行にチャレンジしてみるとはいかがでしょうか。
自社設備を保有しているかどうか
日本の旅行会社のように、右から左へ流しているだけの会社では、現地でもあまりおすすめできません。
自社でホテルやキャンプ場を持っていたり、車や馬を持っていることが大きな強みになると思います。
キャンプ場や馬を持っていれば、自転車操業的に回していく必要もないため、安定したビジネスができると思います。
もちろん、固定費が払えないぐらいお客さんがきていなかったら問題ですけどね・・・
勇気を出して現地旅行会社でオリジナルツアーを頼んでみよう
現地旅行会社で、エキサイティングなオリジナル旅行にぜひチャレンジしてほしい!
きっと、良い思い出になるはずだ。