失礼なこととは思いますが、鳥取の友達に美味しいお米を紹介してもらって、3つのお米を食べ比べてみました。
その中で一番美味しかったのは、白川さん家のお米です。
白川さん家のお米に出会ったのな、成瀬くんが東京の家にお米を送って来てくれた時から。
僕はご飯を土鍋で炊いているのですが、初めての土鍋ご飯の衝撃かわからないですが、もうめちゃくちゃ美味しかった。土鍋のフタを開けた瞬間部屋に広がる健康的なご飯の香り。口に入れた時の歯ざわり、しっかりしたお米のつぶつぶ感、そして食べ終わってお腹いっぱいになった後の幸福感。この幸福感は、第二次大戦中に戦地へ出兵していく兵士たちが、移動する列車の中で、おっかさんに作ってもらった握り飯を食べながら「おらぜってぇ生きて帰ってくるだ」と決意したご飯と似たようなものであるかもしれない。
どれをとっても最高でした。
食後の幸福感は、なる瀬くんのお友達の白川さんが作っているお米だからこそかもしれません。
土鍋の底に張り付いたお米をひとつずつ食べていると、白川さんの面影が浮かんでくるようです。
僕は白川さんには会ったことはありませんが、このお米を食べながら一緒に食事をしているような、そんな雰囲気が伝わってくるお米です。
しかし残念なのは、東京で一番美味しい水はミネラルウォーターということです。鳥取のように水道水がべらぼうに美味いとかはありません。ミネラルウォーターは鳥取の水道水の美味しさには全く勝てていないでしょう。
食べ比べをした他の鳥取のお米も、鳥取の水で炊いたならもっともっと美味しかったとおもいます。
平澤牧場で食べた甲府町の遠藤さんのところのお米の味は忘れられません。大山から流れ出る平澤牧場の湧き水で炊いた遠藤さん家のお米は日本一の美味しさになるのではないでしょうか。
でも白川さん家のお米は、東京のミネラルウォーターでも美味しさを引き出してくれる強者です。
バランス感がいいのでしょうか。
とにかく、東京で食べて一番美味しいお米は白川さん家のお米です!
コメント
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